1ページ 農(みのり)と輝(ひかり)の大地―八幡平市 広報はちまんたい 12月号 Dec.2012 No.163 よくおいでなすった(10月26日、鹿角街道ウオーキングツアー) 2~3ページ 3地区統一の水道料金に改定 市内の負担基準をひとつに  市の水道料金は、これまで各地区で旧町村の料金をそのまま適用してきました。この状況を見直し、同一のサービスに対して同一の負担をしてもらうため、平成25年4月から、3地区統一の新しい水道料金に改定します。その内容をご紹介します。 現在は市内で異なる基準  水道事業は、皆さんの生活や産業活動を支えるライフライン(日常生活に不可欠なもの)です。その水道事業について、市は町村合併して以来、旧町村の料金体系をそのまま引き継いで、採用してきました。  しかし、市内で同じサービスを受けているにも関わらず、異なる料金体系を適用している状況は、地区間の公平性を欠くものとなっていました。 新料金の適用時期と体系  この状況を是正するため、新料金についての議案が、平成24年3月の市議会定例会で可決され、市内全域で統一した料金に改定されることになりました。  新料金は、25年4月検針分(3月使用分)から適用されます。現行の用途別(一般用・営業用など)の料金体系が、実際に使用している水道メーターの「口径別」の料金体系に変わります。  また、これまで西根地区は10円未満の端数を切り捨てていましたが、松尾・安代地区と同じく、1円未満の端数切捨てに統一します。  なお、下水道料金については、今回、水道料金が改定されることによる変更はありません。 2年間の経過措置を実施  今回の料金統一による改定は、料金体系の変更も伴い、大幅な改定となります。これにより、地区、口径、使用水量の違いによって、1カ月当たりの料金が上下する状況となります。  この改定による料金の変動を緩やかにするため、2年間の経過措置を設けます。1年目は、旧料金と新料金の差の3分の2を、2年目は3分の1を新料金に増減します。経過措置の具体的な例については、このページ上段の図1を参照してください。  市内統一の料金改定に、皆さんのご理解とご協力をお願いします。  詳しくは、松尾総合支所内、上水道課総務経営係(内線2203、2204)まで。 新料金に関するQ&A 問 なぜ、統一するのですか? 答 合併協議で「水道料金は合併後、経営計画を策定し、4年以内を目途に統一する」こととしていました。各地区で施設などの規模の違いはありますが、それぞれに受けるサービスは同じですので、それに対する負担(料金)も同じとさせていただくものです。   現在、料金が高い地区と低い地区では、一般家庭用(口径13ミリ・1カ月あたり20立方メートル使用した場合)で525円、営業用(口径20ミリ・1カ月あたり50立方メートル使用した場合)で2,340円の差があり、その格差を解消するために統一を行います。   市の水道料金は、これまで各地区で旧町村の料金をそのまま適用してきました。この状況を見直し、同一のサービスに対して同一の負担をしてもらうため、平成25年4月から、3地区統一の新しい水道料金に改定します。その内容をご紹介します。 問 減額となる地区にも経過措置を適用するのはなぜですか? 答 現行の料金は、合併前の料金を適用しています。地区ごとにかなりの格差がありますので、その格差を徐々に解消していくことで、統一に公平性を持たせることができるものと考えます。 問 最も低い地区の料金に統一することはできないのですか? 答 本来、水道事業に必要な経費は、主に水道料金でまかなうことが法律で定められています。   しかし、現在の料金体系では、水道会計の財源に不足があり、市の一般会計から、その不足分が繰り入れられています。仮に一番低い地区の料金に統一した場合、その繰入額を大幅に増やさなければならず、そのことが本来の行政、例えば保育支援や医療支援、道路整備などに支障を来す恐れもありますので、ご理解をお願いします。 4~7ページ NEWS&INFORMATION 衆議院議員総選挙 最高裁判所裁判官国民審査 投票日は12月16日日曜日 投票時間は午前7時から午後8時まで  衆議院の解散に伴う衆議院総選挙の投・開票が12月16日日曜日に行われます。また、最高裁判所裁判官の国民審査も行われます。棄権しないで、清き1票を投じましょう。投票日当日に投票できない人は、期日前投票をご利用ください。 ■市で投票ができる人  平成4年12月7日までに生まれた人で、平成24年9月3日以前から八幡平市に住民登録し、投票日まで引き続き住んでいる人が投票できます。24年9月4日以降に転入届を出した人は、転入以前の市区町村で投票することになります。 ■入場券を忘れずに  投票所入場券を各世帯へ郵送しています。入場券は本人以外は使えないので、投票に出掛ける際は、自分の入場券をご持参ください。 ■投票日時 ▼投票日時 12月16日日曜日、午前7時から午後8時まで ▼投票場所 市内44カ所の各投票所(入場券に記載) ■期日前投票  投票日に仕事や旅行などで投票できない人は、期日前投票を行うことができます。入場券に必要事項を記入の上、期日前投票の会場にお越しください。  なお、衆議院議員総選挙と最高裁判所裁判官国民審査の公示日が異なるため、期日前投票の期間も異なります。12月8日土曜日までは、西根地区市民センターだけで衆議院議員総選挙の投票のみ行うことができ、12月9日日曜日以降は、市内3カ所に設置するどの会場でも両方の期日前投票を行うことができます。 ◎12月5日水曜日から12月8日土曜日まで ▼対象 衆議院議員総選挙のみ ▼時間 午前8時半から午後8時まで ▼会場 西根地区市民センター ◎12月9日日曜日から12月15日土曜日まで ▼対象 衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査 ▼時間 午前8時半から午後8時まで ▼会場 西根地区市民センター、松尾総合支所、安代総合支所 ■不在者投票  病院や老人保健施設などに入院 入所している人は、その施設で不在者投票をすることができるかを確認し、早めに施設に申し出てください。  詳しくは、市選挙管理委員会事務局(電話番号76-2111、内線1226)まで。 秋の叙勲受章おめでとうございます 11月3日付けで24年度秋の叙勲、第19回危険業務従事者叙勲が発表されました。市内からは、秋の叙勲を2人が、危険業務従事者叙勲を1人が、受章しました。 24年度秋の叙勲 瑞宝双光章 畠山 義雄 さん 消防功労 70歳 安代 畠山さんは、昭和42年、旧安代町消防団に入団。同町消防団長をはじめ、県消防協会の理事も務めるなど、消防活動に幅広く貢献しました。畠山さんは、「受章を周りの人が喜んでくれていることがうれしい」と感謝の気持ちを語りました。 24年度秋の叙勲 瑞宝単光章 竹田 一正 さん 消防功労 85歳 大更 竹田さんは、昭和21年に旧大更村消防団に入団。西根町への町制施行なども経験し、昭和55年から退団まで旧西根町消防団副団長を務めました。竹田さんは、「私個人ではなく、指導いただいた方々のおかげです」と当時を振り返りました。 第19回危険業務従事者叙勲 瑞宝単光章 野村 友明 さん 防衛功労 61歳 大更 野村さんは、昭和45年に陸上自衛隊入隊。岩手駐屯地に勤務されたほか、富士学校(静岡県)で教官を務め、後進の育成にも尽力されました。野村さんは、「教官時代に全国の仲間たちと出会えたことが楽しかった」と思い出を語りました。 市外に在住している受章者  現在は花巻市に在住してい𠮷池貞藏さん(81歳)が瑞宝双光章を受章しました。𠮷池さんは、県園芸試験場長を経て、平成4年から旧安代町の花きセンター初代所長を務められました。現在のリンドウ生産の基盤作りに貢献していただきました。 市民憲章推進大会が開催され 市政功労者の方々などを表彰  市民憲章推進大会が11月3日、西根地区体育館で開かれ、市勢功労者らの表彰と、「『市民憲章運動』の意義」と題した講演が行われました。  表彰された個人・団体は、次のとおりです。(敬称略) ■市勢功労者表彰 ▼特別表彰 小林陵侑(柏台) ▼善行表彰 伊藤良二(平舘)、田村武智(大更)、田山小・中学校スキー後援会(下モ川原) ▼功労、善行感謝状 伊勢加代子(大更) ■市民憲章推進協議会長表彰 瀬川清悦、佐藤進、松尾光彦、ひまわり会(大更)、川村サト(野駄)、山本清(佐比内)、佐藤佳哉(岩木向)  また、大会終了後には、第15回少年少女の詩「江間章子賞」授与式が行われ、江間章子賞受賞者の4人が、自身の作品を朗読発表しました(応募総数は564編)。 ■江間章子賞 吉田星(松野小1年)、勝又愛莉(柏台小3年)、角舘いつき(同6年)、尾形佳奈美(一関市・一関一高付属中3年) ▼市長賞 外川心花(盛岡市・好摩小2年)、美濃あゆ(柏台小3年)、髙橋詩瑛流(同6年)、佐々木唯奈(一関一高付属中2年) ▼市教育長賞 高橋宏太(松野小2年)、石川大地(大船渡市・越喜来小3年)、関柚月(田山小5年)、千田夏海(一関一高付属中2年) ボランティア活動が高く評価 田山中が厚生労働大臣賞受賞  田山中学校が、これまで行ってきたさまざまな福祉活動を認められ、24年度ボランティア功労者に対する厚生労働大臣表彰を受賞しました。  11月12日、生徒を代表して、同校3年の工藤考太郎君と藤本達瑠君が市役所を訪れ、田村正彦市長に受賞の報告を行いました。  同校は、毎月第3週に「ふれあい弁当」と題して、一人暮らしのお年寄りへの配食サービスを手伝ってきました。また、地元の介護施設では、車いすの清掃を行い、伝統芸能である「先祓い」を披露するなど、全校でボランティア活動を行ってきました。  佐藤雄心校長は、「活動を自然に行える生徒たちに驚いた。安代中との統合後も、続けていってほしい」と期待を込めました。 宮野朋士さんを市教育委員に再任  11月14日で任期が満了した市教育委員の宮野朋士さん(54)=駅前=が、再任されました。  新しい任期は、11月15日から26年11月14日までです。 長年の婦人会活動が実を結び 川村さん教育功労者表彰受賞  24年度社会教育功労者表彰式が11月13日、文部科学省講堂(東京・千代田区)で開かれ、川村サトさん(81)=野駄=が、表彰状を授与されました。  この表彰は、地域での社会教育活動を推進するため、長年にわたり社会教育の振興や社会教育関係団体の活動に励んだ人に贈られるもので、県内からは、川村さんを含む2人が受賞しました。  川村さんは、旧松尾村婦人団体連絡協議会会長や県地域婦人団体協議会で常任理事を務めるなど、地域に根差した社会活動を続けてきました。川村さんは、「これからも婦人会活動を頑張ってほしい」と女性教育のさらなる発展を祈りました。 松浦さん全国大会で歌声披露 郷土民謡民舞で参議院議長杯  第52回郷土民謡民舞芸能全国大会が10月19日から21日までの3日間、日本武道館(東京・千代田区)で開かれ、銀寿編2部で、松浦國男さん(71)=上関=が、1位となる参議院議長杯を受賞しました。  松浦さんは4月22日に盛岡八幡宮で開かれた県の予選会を1位で通過。総勢33人が出場した全国大会の銀寿編2部で「なかおくに」を披露し、見事に1位を獲得しました。  これまでも別部門で全国大会に出場経験のある松浦さんですが、1位となったのは、今大会が初めて。松浦さんは、「独学でやってきたが、機会があり、平成19年から民謡を本格的に学んだ。こういった賞を受賞できてうれしい」と喜びを語りました。 市民の交通安全のために尽力 髙橋・田村両氏が功労者表彰  市交通指導隊の髙橋忠一隊長(65)=中村=が、第14回「県民の交通安全功労者」として、11月14日にエスポワールいわてで表彰を受けました。  この表彰は、日頃から交通安全指導に努力を惜しまず、他の模範と認められる人に贈られるものです。県内の交通指導隊員では、髙橋隊長を含め2人が受賞。八幡平市では初の受賞となりました。  髙橋隊長は、昭和52年に旧西根町交通指導隊員として任命されてから35年間、地域の交通安全活動に貢献してきました。「この受賞も家族の協力があってこそ」と髙橋隊長は語り、今後も市民の交通安全のための尽力を約束してくれました。  市交通安全協会の田村孝会長(67)=松久保=が、平成24年度交通安全功労者として、県知事表彰を受賞しました。  表彰式は、11月9日、盛岡グランドホテルで開かれた「正しい交通ルールを守る運動県民大会」で行われ、田村会長を含め6人が県知事表彰を受賞しました。 国民文化祭「川柳の祭典」で 寺田小・田村君の作品が入賞  11月18日に徳島県で開催された国民文化祭・とくしま2012「川柳の祭典」ジュニア部門で、寺田小の田村和也君(5年)が、徳島市教育委員会教育長賞を受賞しました。  部門ごとにテーマが準備されていて、田村君は「流れる」をテーマに作った「流されず進んでいこうぼくの道」を投句。全国の小・中学生5103人、2万1179句のうちから選ばれました。  22日には、遠藤健悦教育長に受賞を報告し、「これからも川柳を続けていきたい」と抱負を語りました。  同校では、全校生徒で川柳に取り組み、大会などに作品を応募しています。これまでにも全国大会で入選するなどの実績を残しています。 大更小・伊藤さんのポスター 市制施行してから初の優秀賞  平成24年度防火ポスターの優秀賞のひとつである盛岡地区危険物安全協会会長賞に、大更小の伊藤愛香さん(4年)の作品が選ばれました。  盛岡地区広域消防組合で募集した結果、計682点の応募があり、優秀賞3点と佳作50点が選ばれました。市では、平成14年に旧安代町の児童が優秀賞に選ばれて以来、10年ぶりの入賞で、町村合併後は初の受賞となります。  表彰式は11月9日に盛岡中央消防署で行われ、伊藤さんは終了後、お母さんの志保さんと来庁。ポスターを持参して田村市長に受賞の報告をしました。伊藤さんは、「火の迫力をうまく書くことに注意しました」と作品のこだわりを語ってくれました。 8~9ページ 各課からのHOTLINE 安心な冬道のために 除雪作業に理解と協力を ●詳しくは松尾総合支所内、建設課管理係(内線2512)  市は、冬の安全な交通を確保するため、市の管理する道路などの除雪をしています。 ▼早朝から作業をします  朝の通勤・通学路を確保するため、早朝から除雪作業をします。作業による騒音への理解をお願いします。 ▼除雪車に近づかないで  作業はセンターラインを越えて行うこともあります。作業中の除雪車に近づくことは危険なので、注意してください。 ▼宅地内や周辺の除雪に協力を  除雪車が通った後、玄関先などに除雪しきれなかった雪が残ることがあります。宅地入口などは、各家庭で除雪するよう、ご協力ください(路面がでこぼこになるなど危険なので、雪は道路に絶対出さないでください)。  また、屋根からの落雪を防ぐための雪止めを設置しましょう。 排除雪サービスを実施  市建設協同組合では、個人や事業所の皆さんを対象に、有料で屋根の雪降ろしや住宅周辺、私道などの除雪をするサービスを行っています。 ■料金 左記を参照 ■申し込み 市建設協同組合(電話番号70-2211)まで。 身近な雪捨て場を開放  市は、西根・松尾地区にそれぞれ指定の雪捨て場を開放しています。市内に住宅がある人であれば、誰でも利用できますので活用ください。 ■雪捨て場 下の地図を参照 ■利用時間 ▽西根地区(①) 午前9時から午後4時まで(平成25年3月31日日曜日まで) ▽松尾地区(②・③) 午前8時半から午後5時まで ※①の雪捨て場は、5㌧以上の車両は進入不可。チェーンなどの滑り止めをしてください。 25年度の保育所(園)の 入所申請を受け付けます ●詳しくは市役所児童福祉課児童福祉係(内線1153)  25年度入所分の保育所(園)の入所申請を受け付けます。既に入所している園児は、別途、保育所を通じて書類を提出してもらうため、あらためて申請する必要はありません。 ■受付期間 25年1月7日月曜日から25日金曜日まで ※申請用紙は、12月17日月曜日から市役所児童福祉課、各総合支所地域振興課、田山支所窓口で配布します。 ■入所資格 保護者や同居親族などが、次のいずれかの理由で保育ができない幼児 ①家庭外で仕事をしている。 ②家庭内で家事以外の仕事をしている。 ③妊娠中、出産後間もない場合 ④病気や心身に障がいがあるなどの場合 ⑤病気の人や心身に障がいがある人などを看護・介護している。 ⑥火災や風水害などで被害を受け、その復旧の間に家庭で保育ができない。 ⑦市長が認める①から⑥に類する事情がある場合 ■注意事項 入園児が多いなどの理由で、新規の受け入れができない場合があります。 森林施業への助成制度 変更点を確認しましょう ●詳しくは安代総合支所内、土木林業課林業係(内線3142)  24年4月1日から、従来の「森林施業計画制度」に代わり、新たに「森林経営計画制度」が創設されました。  この制度により、まとまりのある区域(林班)などで面的な整備を図る森林経営を行うことができます。  森林経営計画を作成すると、植栽、下刈り、間伐などの森林施業を行った際、直接支払いの支援を受けることができます。  計画は、5年間の森林施業を計画し、認定を受ける必要があります。  なお、認定を受けるには、間伐の際の下限面積や、伐採の際の林齢および材積の上限などの条件が定められています。  詳しくは、上記土木林業課林業係、または盛岡広域振興局林務部林業振興課(電話番号019-629-6‌6‌12)まで。 10ページ 芸術祭・児童文学大会を開催読み聞かせを通じ絵本楽しむ  第65回岩手芸術祭・児童文学大会が11月11日、松尾地区公民館で開催され、約30人が参加しました。  大会では、加藤美南子さん(70)=北寄木=が絵本「だんぶりちょうじゃののこしたたからもの」を朗読。この読み聞かせを楽しみに来たという参加者は、加藤さんの声に耳を傾け、作品を満喫していました。  10月に開幕した第65回岩手芸術祭には、本市内からも作品が寄せられました。  入選された方々などを紹介します。(敬称略) ◆岩手芸術祭川柳大会【10月21日、いわて県民情報交流センター(アイーナ)】 ▼県川柳連盟賞 「半開きの蕾のままで反戦歌」 徳田ひろ子 ▼宮城県川柳連盟賞 「山脈の青へ連なる少年法」 徳田ひろ子 ◆岩手芸術祭美術展公募作品・入選 ▼写真 菊池健逸(中郡) ▼洋画 髙橋志郎(下町一区) ▼デザイン 津志田真美(川原目) ▼水墨画 佐々木誠太郎(小福田) 被災地・田老地区の今を知る 男女共同参画フォーラム開催  男女共同参画フォーラムが11月25日、松尾地区公民館で開催されました。フォーラムには、宮古市・田老地区から参加した13人を含む約60人が参加しました。  同地区の手芸サークルゆいとりの大棒レオ子代表が、東日本大震災直後の避難所での男女の役割やサークル活動の始まり、仮設住宅の状況などを報告しました。  その後、6つのグループに分かれ、「被災地の今を知る、そして私たちの役割を考える」をテーマにフリートークが行われました。その中では、「集落単位で仮設住宅に入れたことは良かった」「今は使っていないスキー板やウェアを有効に活用できないか」「支援のすれ違いなどはないか」など、今後の役割を意識したさまざまな議論が交わされました。  フォーラムを終えて、斎藤文子さん(65)=石神=は、「震災時にどういった思いで逃げたかなど、テレビで見るより心に響いた」と感想を語りました。 11ページ Sports 第71回国民体育大会まであと4年 市準備委員会を設立  平成28年に開催が予定されている岩手国体に向けて、市準備委員会設立総会と第1回総会が11月14日、西根地区市民センターで開かれました。  総会には、関係団体の代表者ら120人が参加。4年後に開かれる国体の成功を目指し、各団体がそれぞれ連携をとることを誓いました。  第1回総会では、各競技団体から24年度開催の「ぎふ清流国体」の視察報告が行われ、市が今後取り組むべき課題などが挙げられました。  なお、市内で開催される競技は、左に示す5つの正式競技と1つのデモンストレーション競技で、28年9月中旬から10月中旬の間に11日間以内で開催される予定です。 ラグビー体験教室を開催  市教育委員会では、市が国体開催会場となっている競技の1つ、ラグビーフットボールに親しんでもらうため、10月25日と11月1日の2日間、アリーナまつおで『ラグビー体験教室』を開催しました。  ことしで3回目の同教室には、講師の県ラグビーフットボール協会会員のほか、市内の小学生20人が参加。ラグビーボールでのパス練習やタグラグビーなどを通じて、大人と子どもが一緒になってフィールドいっぱい駆け回り、ラグビーに親しみました。  また、今回使用したタグラグビー用品一式は、県ラグビーフットボール協会のご厚意により、市に寄贈いただきました。学校での体育授業やスポーツ行事などで活用を希望する場合は、生涯学習課体育振興係(内線2333)まで問い合わせください。 各自が見事な走力を見せる  第7回市クロスカントリー大会と第3回市スポーツ少年団交流駅伝祭りが11月4日、松尾総合運動公園特設コースで行われました。  各種目の優勝は、以下のとおりです。(敬称略) 【クロスカントリー大会】◆小学生低学年▷男子 成田健太(田山スポ少)▷女子 種市らん(安代スポ少) ◆小学生高学年▷男子 伊藤海利(田頭野球スポ少)▷女子 高橋未夢(松尾ジュニアスキースポ少) ◆中学生▷男子 高橋雅矢(松尾中スキースポ少)▷女子 山本希歩(安代中スキースポ少) 【交流駅伝祭り】◆小学生▷男子 田頭野球スポ少A▷女子 西根ミニバススポ少A ◆中学生▷男子 安代中スキースポ少▷女子 松尾中ソフトテニスAスポ少 12~13ページ 話題ピックアップ 節目を祝い呼び掛け披露 安代小学校創立10周年記念式典  安代小学校創立10周年記念式典が11月18日、同校体育館で行われました。  式典には、全校児童と保護者ら約400人が出席。実行委員長の冨士原文隆さんが、「これから30年、50年と輝かしい歴史を刻むことを願います」とあいさつし、歴代の校長・PTA会長を表彰しました。その後、全校児童によって学校の歴史を振り返る呼び掛けや校歌などが披露され、子どもたちは自分たちの学び舎のさらなる発展を誓いました。 南極へ向かう先輩を激励 三浦恒人さん壮行会  第54次南極地域観測隊の越冬隊に参加する三浦恒人さん(31)=長者前=が11月19日、母校である田山小学校と田山中学校を訪れました。  両校で壮行会が行われ、後輩たちはエールで激励。それぞれの学校から、メッセージ入りの旗が贈られました。三浦さんは、「南極でもこの壮行会を思い出し、支えにして頑張りたい」と応援に答えました。三浦さんが所属する越冬隊は、平成25年2月に第53次隊と交代し、気象データを観測。26年3月帰国する予定です。 共に支え合いこれからも 市ダイヤモンド婚を祝う会  市ダイヤモンド婚を祝う会が10月30日、西根地区市民センターで開催されました。  ダイヤモンド婚とは、結婚60年を記念した名称です。今回対象となった夫婦は市内に46組あり、祝う会には、そのうちの30組が出席。会では、主催者である市社会福祉協議会の盛内源榮会長から、各地区代表の夫婦に記念の賞状が贈られました。祝宴では、大更保育所の園児によるダンスや同協議会理事によるマジックショーが披露され、結婚60周年を祝いました。 防災意識を再確認しよう 火災防御訓練  実際の火災を想定した火災防御訓練が11月11日、柏台小学校周辺で行われました。  市消防団や婦人消防協力隊など約250人が参加。柏台小学校から出火した想定のもと、消火訓練や避難訓練、防災ヘリコプターでの上空偵察訓練が行われました。また、訓練に参加した地元の人は、消防署への通報訓練やAED(自動体外式除細動器)を使用した心肺蘇生法、消火器の使い方などを確認し、防災に対する意識の大切さを再確認していました。 今冬の大会活躍を目指し 平舘高校スキー部韓国合宿  平舘高校スキー部の部員11人が、冬季合宿として韓国のソンウスキー場へ11月30日、出発しました。  同スキー部が単独で海外合宿を行うのは、今回が初めてで、同校同窓会からの基金を利用して実施。大会が開かれる時期の固い雪質に近い海外のスキー場で練習を行い、1月からの本番に備えます。キャプテンの髙橋峻さん(2年)は、「チーム内で切磋琢磨し、全国で通用する滑りを身に着けたい」と抱負を語りました。部員の帰国は、12月22日となります。 紡ぎ続け21年目を迎える 自分史「糸の会」作品展  自分史「糸の会」による作品展が10月27日から11月9日までの14日間、市立図書館で開かれ、作品展を訪れた人は、自分史の世界の奥深さに魅了されました。  同会は、平成4年設立。会の名称は、ひとつとして同じものはない「糸」が自分史と重なることから名付けられました。発足21年目を迎えた今年で、亡くなられた人を含めた14人全会員の作品が完成。会長の工藤升子さん(82)=上町=は、「子どもたちの『書く』という習慣の役に立てればうれしい」と笑顔で語りました。 すなっぷギャラリー 約10メートルの太巻きづくりに挑戦しました(11月23日、秋の収穫・向村自治会祭)【撮影:小野寺幸子】 市老人クラブ芸能発表会で各団体が歌や踊りを披露しました(11月20日、西根地区市民センター) イルミネーション「フェアリーナイト」の点灯式が行われました(11月22日、フラワーランド) 今シーズンの安全を祈願した後、テープカットが行われました(11月27日、安比高原スキー場) 各チームがニュースポーツ「ニチレクボール」で順位を競いました(11月22日、市総合運動公園体育館) 14ページ 福祉NETWORK 保健のひろば 内線1177 市役所健康福祉課 予防接種を忘れることなく接種しましょう ■予防接種が大事な訳  予防接種は、免疫力をつけ、感染症を予防し、子どもの健康と命を守るために行います。  予防接種は、対象となる病気・ワクチンの種類や、回数・対象年齢などが定められています。当然、対象年齢が過ぎれば、接種料金が全て自己負担になります。  また、定められた接種間隔で必要な回数を接種しないと免疫力が上がりません。予防接種によっては、小学校に入ってから追加で接種するものもあります。その際、乳幼児時期の接種回数に不足があると免疫の効果が期待できないこともあります。  予防接種後は、頻度の差はありますが、局所の腫れや当日の発熱などの副反応がどのワクチンでもみられます。  予防接種は、対象年齢のうちに、体調の良い時を選んで接種することをお勧めします。 ■麻しん・風しん(M‌R)予防接種とジフテリア破傷風(D‌T)予防接種について  M‌R予防接種は、第2期の小学校就学前、第3期の中学1年生、第4期の高校3年生が対象です。D‌T予防接種は、小学6年生が対象です。  対象となる児童生徒の保護者宛てには、通知をしています。免疫力を強化する上でも大事な予防接種ですので、忘れずに接種してください。  M‌Rは、麻しんや風しんにかかったことがあっても、接種することで免疫力が上がると言われています。  D‌Tは、乳幼児時期に行う三種混合予防接種がきちんと接種されていないと、接種しても効果が期待できません。接種回数や間隔などについて気になることがある場合は、ぜひお問い合わせください。  これらの予防接種は、病気の予防に効果がありますので、25年3月31日までの期間内に接種してください。 介護のココロ 内線1181 市地域包括支援センター 高齢者健康教室を毎週開催中  引きこもりがちになって、笑顔が少なくなったり、運動不足になっていませんか?  そのような高齢者の皆さん向けの健康教室を下記の施設で毎週開催しています。教室では、グラウンドゴルフ、ヨガ、フラダンス、室内ゲームなど、豊富なメニューを取りそろえています。運動後は、ゆったりと温泉でくつろいだり、おいしいご飯をいただいたりすることができます。  詳しくは、開催している各施設へお問い合わせください。 ■開催施設 ○岩手山焼走り国際交流村(電話番号76-2013) ○自然休養村なかやま荘(電話番号78-3132) ○綿帽子温泉館あずみの湯(電話番号72-6811) ○西根老人憩の家(電話番号77-2573) ○安代老人憩の家(電話番号72-5639) ささえあいの輪 内線1166 市役所地域福祉課 12月3日から9日までは障害者週間  12月9日は、昭和50年に「障害者の権利宣言」が国連で採択された日です。  12月3日から9日までの1週間は、国民の間に広く障がい者の福祉についての関心と理解を深めるとともに、障がい者が社会、経済、文化、その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的として、平成16年に「障害者週間」として設定されました。 ◆障害者週間中に行事を開催します  障害者週間中の行事をご紹介します。足を運んでみてはいかがですか。 ◎第20回岩手県障がい者文化芸術祭作品展示 ■期間 12月1日土曜日から9日日曜日まで ■会場 ふれあいランド岩手(盛岡市三本柳) ■展示内容 絵画、書道、写真、工芸、文芸など ◎ふれあい音楽祭2012 ■日時 12月8日土曜日、午前10時から午後4時まで ■会場 ふれあいランド岩手 15ページ まちの企業探検隊35 ㈱田山製甲所 紹介者 製甲部 工藤 さく子 さん 企業人による会社紹介 所在地 石名坂89-3 資本金 300万円 代表者 代表取締役 石原 邦生 設 立 昭和48年2月19日 従業員数 36人 電話番号 73ー2442 事業内容 紳士靴の甲革の裁断と製甲 主な取引先 ㈱リーガルコーポレーション、岩手製靴㈱ ▼どんな会社ですか  親会社である㈱リーガルコーポレーションの紳士靴の革の裁断から製甲(靴底以外の甲の部分)の仕上げまでを手掛けている会社です。会社は、ことしで39年目を迎えました。 ▼どんな仕事をしていますか  ミシン掛けや靴ひもを通すためのハトメを打つ仕事をしています。 ▼仕事で心掛けていることは  けがには気を付けています。特に指先は、少しのけがでも作業に支障が出るので、注意しています。 ▼やりがいを感じるところは  いろいろなデザインの靴を製造できるところです。 ▼今後の展望は  デザインに応じた技術を磨き、たくさんの靴を提供できるようにしていきたいです。 ▼企業のPRをどうぞ  休日がきちんと取れるので、子どもがいる人も安心して働けます。受注も十分にあり、多くの人が働くことのできる環境です。一緒に楽しく働いてみませんか。 われらスポーツ少年団 No.28 安代中学校バレーボールスポーツ少年団  安代中学校バレーボールスポーツ少年団は、1年生6人、2年生6人の計12人の女子で活動するスポーツ少年団です。団員全員が、中学校に入学してからバレーボールを始めました。  活動は、サーブ、レシーブを中心とした練習を行い、月に2回程度の練習試合をしています。中総体などの大会では、予選リーグ突破、決勝トーナメントでの勝利を目指し、チーム一丸となって活動をしています。キャプテンの齋藤陽奈さん(2年)は、「あいさつをしっかりとすることを心掛けて活動しています。たくさんの人に入団して欲しいです」とさらなる活動の強化を語ってくれました。 ■活動時間、場所  毎週月・水・金曜日の午後5時から7時まで、安代中学校体育館  詳しくは、同スポーツ少年団指導者・山岸学(電話番号7‌2-2430、安代中学校)まで。 16ページ 博物館だより ◆『北の霊場と観音信仰』記念フォーラム  寺田公民館で10月20日土曜日に開かれた記念フォーラムには30人の方が参加し、白坂観音堂をめぐる歴史的背景、七時雨山・街道との関わりなどについて、熱心な討論が行われました。最大の論点は、水沢以北の北上・花巻・盛岡を飛び越えて、なぜ白坂観音堂が札所に選ばれたかということでした。詳しくは、3月発行「研究紀要」で解説します。 ◆糠部三十三カ所観音めぐりが終了しました  6月19日から4回にわたって実施された「糠部三十三観音」霊場めぐりは、好評のうちに無事終了しました。  一番札所寺下観音(階上町)から三十三番天台寺桂清水観音まで、すべて巡礼することはできませんでしたが、健脚を競いつつ、観音霊場の雰囲気を味わうことができました。参加者は、延べ46人で、自らの思いを観音菩薩に託し、新鮮な気持ちになれたようです。 ◆「仏像を彫ろう」  10月中、3回にわたり実施した「仏像つくり」では、講師の野中昭美氏の仏像解説、その功徳などの説明を受け、受講者の皆さんが仏像独特の彫り方を習いました。当初は、彫る作業が難しかったようでしたが、慣れるに従い印刀の運び方も滑らかになり、無心になって彫る姿が印象的でした。 ◆12月の行事案内 ◎体験教室「かんじきで歩こう」「凧をつくろう」 ■日時 12月22日土曜日、午後1時から2時半まで ■場所 博物館周辺 ■申し込み 電話で博物館に申し込みください。 図書館だより 冬の映画会&おはなしのじかん  クリスマスの映画や年越しのお話をみんなで楽しみましょう。 ■日時 12月22日土曜日 ▶映画会 午後1時半から ▶おはなしのじかん 午後2時半から ■場所 市立図書館視聴覚室・お話室 ■内容 映画「ミッキーマウスのメリークリスマス」ほか 冬休み工作教室  楽しく遊べるおもちゃを作ります。詳しくは、図書館へお問い合わせください。 ■日時 平成25年1月7日月曜日、午後1時から ■場所 市立図書館会議室 ■定員 児童で先着15人(保護者同伴可) ※定員になり次第、締め切ります。 期間限定で貸出冊数が2倍になります  年末年始の長期休館を前に、貸出冊数の上限が、10冊までとなります(視聴覚資料および松尾・安代公民館図書室の資料を除く)。 ■期間 12月14日金曜日から27日木曜日まで 読書マラソン、ラストスパート  読書マラソンは、25年1月9日水曜日で終了します。期日までにファイルの提出をお願いします。 年末年始の休館日 12月28日金曜日から25年1月4日金曜日まで 17ページ よろこび・おくやみ 健やかに ◎男の子 小澤 佑磨(仁・亜樹子/下町一区) 八重樫 優真(裕一郎・香織/上町) 渡辺 陸人(勇・喜美子/北村) 伊藤 渉叶(浩行・夏美/山崎) 佐々木 龍輝(航・李捺/野口) ◎女の子 小澤 結衣(斉・美幸/町組) 松村 彩夢(駿・保菜美/松川) 高橋 優乃(佳・京子/下平笠) 工藤 愛奈(善哉・彩奈/駅前一区) 伊藤 穂香(司・泰子/下平笠) 米田 愛奈(匠・純奈/野駄) 小野寺 柚羽 (剛・恵美/野駄) 安らかに 三上 たか 93歳 畑 岡崎 卓志 52歳 荒屋 小田嶋 留太郎 75歳 下町三区 小笠原 マツ 86歳 町組 佐々木 良紀 71歳 上町 伊藤 初美 67歳 上平笠 松浦 豊 80歳 堀切 福田 竹四郎 86歳 南寄木 渡辺 佐吉 82歳 中関 藤原 ツネ 98歳 舘腰 滝川 昇 90歳 寺田新田 遠藤 タケ 97歳 松久保 三浦 吉太郎 92歳 大石平 伊勢 榊 65歳 南寄木 畑 リツ 87歳 畑 佐々木 リヱ 99歳 野口 三上 聖子 39歳 上野駄 松浦 孝 84歳 山崎 田村 八郎 67歳 間羽松 山本 クラ 96歳 浅沢第2 髙橋 マツヱ 89歳 東 髙橋 ミヱ 95歳 若谷地 立花 ミヨノ 104歳 大泉 吉田 正巳 73歳 北寄木 小野寺 ヨシエ 69歳 上関 角舘 吉三郎 83歳 石名坂 高橋 與五郎 80歳 時森 ※掲載は届け出順で、届け出人が希望した場合だけ載せています。(敬称略) ■人口の動き【9月30日現在 ( )は前月比】 西根地区、17,145人(19人減)、 6,215世帯(5世帯減) 松尾地区、6,357人(7人減)、 2,370世帯(1世帯減) 安代地区、5,074人(13人減)、 1,887世帯(2世帯増) 合計、28,576人(39人減)、 10,472世帯(4世帯減) 男性、13,769人(16人減) 女性、14,807人(23人減) 出生14件、死亡35件、転入45件、転出63件 ■交通事故発生件数など ※累計は1月からの合計 人身事故、9件、累計50件 物損事故、36件、累計429件 負傷者、12人、累計63人 死者、1人、累計4人 飲酒運転、1件、累計7件 火災、1件、累計18件 救急、96件、累計1028件 広報クイズ No.87 上水道の新料金に設けられる経過措置は何年でしょうか? 正解者の中から抽選で3人に500円分の図書カードをお贈りします。 ◎応募方法 はがき、FAX、メールに「答え、住所、氏名(ふりがな)、年齢」を書いて応募してください。答えのほかに、広報の感想や意見などを必ず書き添えてください。紙面づくりの参考にさせていただきます。 ◎応募先 八幡平市役所「広報クイズ係」 ☆はがき〒028-7192(住所不要) ☆FAX: 75-0469 ☆メール: koushitsu@city.hachimantai.lg.jp(タイトルに「広報クイズ」と入力) ◎応募期限 11月26日月曜日 消印有効 ◎第85回の正解 123億7171万円 ◎応募者数 13人 ◎正解者数 13人 ◎当選者 小野寺光義さん(平舘)、伊藤キヨさん(平笠)、小野寺幸子さん(野駄) 18、19ページ お知らせ 森林計画についての 懇談会参加者を募集  岩手北部森林管理署では、住民参加の森林づくりを進める一環として、国有林の森林計画に関しての説明を行うとともに、住民の皆さまからご意見・ご要望を伺う住民懇談会を開催します。 ■日時 25年1月17日木曜日、午後1時から4時まで ■会場 新安比温泉清流閣 ■募集人数 30人 ■募集締切 12月21日金曜日  詳しくは、岩手北部森林管理署(電話番号72-2221)まで。 健康長寿の生活を目指す 一日の過ごし方を学ぼう  西根病院では、第3回健康長寿教室を開催します。 ■日時 1月18日金曜日、午後2時から3時まで ■内容 健康長寿のための「一日の過ごし方の一工夫」 ■場所 西根病院会議室  申し込みなど詳しくは、西根病院事務局(電話番号76-3111)まで。 贈与税の申告受け付け e -Taxで24 時間可能  贈与税の申告書について、24年分の申告から「確定申告書等作成コーナー」を利用してe-Taxで送信が可能になりました。贈与税の申告期間中は、24時間利用できます。  詳しくは、国税庁ホームページ(http://www.nta.go.jp)をご覧ください。 これからの時期に増える 油の流出事故に注意して  毎年寒い時期になると、灯油タンクからの移し替え時などに河川への油の流出事故が発生しています。油が流出すると、下流の水道や農業用水などに重大な影響を及ぼします。その処理には多大な費用がかかることもあるため、原因者に費用を負担していただく場合もあります。  特にホームタンクをお持ちの方は、次のことに注意してください。 ①ポリタンクなどに灯油を小分けするときは、その場を離れず、バルブはしっかりと閉める。 ②配管の周囲は適宜除雪して、積雪による破損を防ぐとともに、除雪の際は配管を傷つけないように気を付ける。 ③油漏れがないか確認する。 ④不要な灯油は周囲に捨てない。 NHK学園は新年度 生徒・受講生を募集  NHK学園では、通信制の高等学校普通科および生涯学習通信講座の生徒・受講生を募集しています。 ■出願期間  ▶高等学校普通科・推薦入学:25年1月18日から24日まで、一般入学:25年1月25日から4月30日まで▶生涯学習通信講座:随時受け付け ■案内書請求 フリーダイヤル0120-06-8881まで。  詳しくは、NHK学園(電話番号042-572-3151)まで。 道の駅スタンプラリーで 県内の特産品を当てよう  県「道の駅」連絡会では、『第9回岩手「道の駅」い~はと~ぶスタンプラリー』を実施します。 ■開催期間 12月1日土曜日から25年4月7日日曜日まで ※応募は25年4月8日月曜日消印有効 ■実施方法 県内30カ所の「道の駅」のスタンプを押印し、制覇した「道の駅」の数により賞品をプレゼント ※「高田松原」は休業中 ■賞品 ≪完走賞≫ 全30駅を制覇した人全員に「完走証明書」をプレゼント ≪いわって大賞≫ 20駅以上制覇した人から抽選で10人に8,000円相当の県内特産品をプレゼント ≪つめちゃったで賞≫ 10~19駅を制覇した人から抽選で15人に5,000円相当の県内特産品をプレゼント ≪馬かったで賞≫ 5~9駅を制覇した人から抽選で90人に県内「道の駅」30駅特産品をプレゼント ■抽選日および賞品発送 25年5月末予定  詳しくは、国土交通省岩手河川国道事務所調査第二課(電話番号019-624-3196)まで。 年末年始のくみ取りは 業者への依頼お早めに  年末年始は、くみ取り依頼が集中し、迅速な対応が困難です。業者への依頼は、お早めにお願いします。  詳しくは、盛岡北部行政事務組合(電話番号74-2716)まで。 事業や不動産などの所得 少額でも帳簿保存必要に  個人の白色申告の者のうち、前々年分あるいは前年分の事業所得、不動産所得または山林所得の合計額が300万円を超える人に必要とされている記帳と帳簿書類の保存が、26年1月以降の申告から、金額の多少に関わらず全ての人(所得税の申告の必要が無い人を含む)に必要となります。  記帳・帳簿などの保存制度や記帳の内容の詳細は、国税庁ホームページ(http://www.nta.go.jp)に掲載されています。  詳しくは、最寄りの税務署にお問い合わせください。 農業を始めたい人の 相談会を開催します  県農業公社では、第2回「新農業人フェアinいわて」を開催します。 ■日時 25年1月12日土曜日、午前11時から午後3時まで ※受け付けは午前10時半から11時まで ■場所 いわて県民情報交流センター「アイーナ」 ■対象者 新規就農を希望の人、Uターンを希望の人、農業法人へ就農・研修を希望の人など ■内容 セミナーと個別相談 ■経費 無料(駐車料金などは参加者負担)  詳しくは、県農林水産部農業普及技術課(電話番号019-629-5656)、県農業公社農業振興部就農支援課(電話番号019-623-9390)、または県農業会議(電話番号019-626-8545)まで。 業務拡大に伴い 調理師を募集中  ㈱サラダファームでは、業務拡大のため、調理師を募集します。 ■勤務形態 午前8時から午後5時半まで、午前11時半から午後8時半まで(シフト制)、週休2日制 ■要件 調理経験3年以上の者 ■賃金 18万円から ■応募期限 12月20日木曜日 ■応募方法 電話の上、履歴書を郵送してください。 ■応募先 〒028-7113 平笠2-6-333 ㈱サラダファーム(電話番号75-2500)担当・中村まで。 放射線などの測定結果について  23年10月から実施している放射線量測定は、値に大きな変動が無いため、測定場所を庁舎前3カ所に変更しました。  詳しくは、市役所市民課環境衛生係(内線1124)まで。 10月放射線量測定結果 測定日は3カ所とも10月30日 測定区分は地上1メートル 本庁舎 11時45分測定、0.04マイクロシーベルト毎時 松尾庁舎 11時28分測定、0.04マイクロシーベルト毎時 安代庁舎 10時34分測定 0.04マイクロシーベルト毎時  また、給食食材の放射性物質濃度は、11月8日に「カブ」を検査した結果、ヨウ素131、セシウム134・137いずれも検出されませんでした。  詳しくは、西根地区学校給食センター(電話番号70-1117)まで。 20ページ 八幡平いにしえの宝 田頭城 ― 南部氏と九戸氏の暗闘の舞台 ― 田頭城は、松川の東岸2㌔メートルに位置し、独立した丘陵に築かれた平山城です。標高は355メートルで、松川との比高差は、50メートルです。城の規模は、東西100メートル×南北150メートルほどあり、その縄張りは、南北に延びた山頂部を堀で断ち割った主郭と複郭に分かれています。東側は、段違いに構築された腰曲輪や平場が堅固に備えられ、それに対して西側には、高さ約2メートルの土塁が確認されます。このことから防御の主体は、北東の方角を意識していると思われます。周囲を見渡せる高所に位置することから、城主の日常居館を含む城郭として機能していたと推測されます。 近世江戸時代には、鹿角街道が東側を通り、宿駅が置かれていることから、田頭は中世から交通の要衝として栄えていたようです。 城主は、田頭氏と伝えられ、工藤氏から分かれた葛巻氏の分家とされています。江戸時代の文献には、葛巻氏に九戸政実の娘が嫁いでいたことから、南部氏打倒の協力を申し込まれましたが、これを断り、南部信直と盟約を結んだため、九戸勢から攻撃を受けました。田頭氏は、この攻撃を良く防ぎ、その功により、田頭の地を賜ったとされています。南部氏と九戸氏の岩手郡進出の代理戦争に巻き込まれたものと思われます。後に田頭氏は、天正19(1591)年の『九戸の乱』、慶長6(1601)年の『和賀岩崎一揆』に出陣したとされています。 ≪参考文献≫ ・「岩手県中世城館跡分布調査報告書」(1986)岩手県教育委員会 ・「岩手県管轄地誌」(明治12年発行、2003復刻) 日新印刷㈱ ・「岩手県史第3巻」(1961)岩手県 ・「内史略」(1973)岩手県文化財愛護協会 今月の表紙 よくおいでなすった  鹿角街道ウオーキングツアーは、10月26日に開かれ、約120人の参加者が、七時雨一里塚から七時雨体験観光施設までの旧鹿角街道を歴史の趣を感じつつ、散策を楽しみました。  道中のお助け小屋では、地元の人が扮する黄門さまが出迎え、温かい甘酒が振る舞われました。  また、街道に面している七時雨山が、11月15日に「山と渓谷社」から日本山岳遺産に認定され、地元で中心となって活動する「七時雨ロマンの会」が認定証を受け取りました。 ■編集後記  今月は、たくさんの表彰があり、皆さんの活躍ぶりに驚かされるばかりでした▽ついにウインタースポーツのシーズンに突入しましたね。私のスノーボードは倉庫に眠ったままになっていますが、出してみようかと思案中です▽来年も、広報はちまんたいをよろしくお願いします。 (佐々木)