17ページ 平高通信 VOL.56 平高の魅力や話題を発信します 問い合わせ先 平舘高 電話74-2610 ホームページhttp://www2.iwate-ed.jp/tar-h/ ムラサキプロジェクトを紹介 いにしえの色を伝える つなげる  昨年秋にまいたムラサキの種は春に発芽。夏には花が咲き、種を無事に収穫することができました。 本校では10月1日、絶滅危惧種のムラサキをまた来年も咲かせるため、収穫した種の種まきを生徒の他PTAや同窓生の皆さんと一緒に行いました。  参加者は、指先でプランターや花壇の表面に種をまく穴を作り、種を2粒ずつ入れる地道な作業を繰り返しました。種はとても小さく、どこまでまいたか分からなくなってしまいそうになるため、すぐに土を被せていきます。  参加者は、今年の発芽率(12パーセント)を上回ってほしいと願いを込めました。 広める  家政科学科を中心に行っているムラサキ伝承活動の一環で、10月2日に平舘小の5、6年生児童を招き紫根染体験講座を開きました。高校生が紫根染の先生となり、ビー玉や割り箸を布に巻き付けて模様を付け、実際に染液に浸すなど一連の作業を小学生と一緒に行いました。  染めあげたハンカチは、10月19、20の両日行われた紫薫祭(文化祭)で展示。今後も市内小学校児童を本校に迎えて体験講座を行うほか、11月に行う一般向けの体験講座ではストールを染める予定です。 平高LIFE 平高生活を送る生徒を紹介  新生徒会長 バレーボール部硬式野球部 伊藤藍瑠(あいる)さん(家政科学科2年 西根中出身)  学校行事など、ひとつひとつ丁寧に取り組んでいます 平高に入学した理由  中学の時から被服や調理を学ぶ家政科学科に興味があり、普通科に通う2歳上の兄からも平高の様子をいろいろと聞いていたので、入学しました。 平高で頑張っていること  学校での学習や実習に加えて、家庭クラブなど校外で行われる活動にも積極的に参加して、さまざまな経験を積み重ねるようにしています。  また、9月に行われた生徒会執行部の役員選挙では、久しぶりに家政科学科から生徒会長に選出されたので、家政科学科だけではなく平高の顔として恥ずかしくないように頑張っています。生徒会活動、学校行事など一つ一つ丁寧に会長として平高を牽引していきたいと思っています。 将来の夢、進路は  調理の専門学校への進学を考えています。学んだことを、将来の仕事に生かせるようにしたいです。 学校生活の楽しいところ  家庭クラブなどの研究発表会で県内外へ出掛ける機会があり、他校の高校生と交流できることが楽しみの一つです。 平舘高校の魅力  家政科学科は研究発表の場面が多く、発表に向けた準備の中でも成長することができ、貴重な体験を積みながら、楽しく過ごすことができます。